ボードゲームビギナーの会「アンバランス」

ごきぶりポーカー

ゴキブリやネズミなど、害虫を押しつけ合うゲーム!?

   ララミ
今回紹介するのは【ゴキブリポーカー】
ゴキブリやネズミなどの害虫を押しつけ合うカードゲームだ。

   魔王さん
はっはっは、ちょと待ってください。
仮にも私はかつては世界を恐怖のずんどこにいれた支配者なのですから
高貴な私にはそんなゲームそぐわないですねぇ・・



   魔王さん
これは・・
色彩豊かで楽しいカードですね!

   ララミ
絵が凝っていて同じ種類のカードでも一つ一つ絵が違うんだ。


カードは8種類の害虫がそれぞれ8枚ずつ。
計64枚のカードがあるんだ。
このカードをよく混ぜて全員に全て配ってしまう。
始める人は配られたカードを1枚伏せたままにして誰かに渡すんだ。
渡すときに8種類の害虫の名前をどれか1つ言う。
何の名前を言うのかは、カードの通り言ってもいいし、本当じゃない嘘を言ってもいい。

   魔王さん
渡す相手は誰でもいいのですね

   ララミ
渡された人は次ぎの2つの内、どれか1つの行動をとることができる。

 1つ目
渡した人が言った害虫の名前が、「本当」か「嘘」かを宣言しカードを表にする。
もしも宣言した通りだったなら
カードは渡した人に差し戻されその場に置かれる。
もしも宣言したのと違うようなら
カードは渡された人の所に置かれてしまう。

 2つ目
カードをこっそりと自分だけ見る
そして別の人、今までカードを渡されてない人に伏せたまま渡す。
その時に、8種類の害虫の名前をどれか1つ言う。
何の名前を言うのかは、カードの通り言ってもいいし、本当じゃない嘘を言ってもいい。
前に言った害虫の名前と違う名前を言ってもぜんぜん構わない。

   魔王さん
なるほど、
全員にカードを渡してしまえばどうなるのですか?

   ララミ
最後の一人となってしまった人は必ず1つ目の行動
「本当」か「嘘」かを宣言しカードを表にしなければならない。

   魔王さん
最後の一人になって渡されるとつらいですね。

   ララミ
同じ種類のカードを4枚、置かれてしまうと負けになる。
ルールはそんなところです。
何はともあれさっそくやってみよう。

せっせとカードをきり全員に配りはじめるララミ
全員に全てを配り終わったあと、厳選なじゃんけんの結果
魔王さんから始まることになった。


   魔王さん
(・・それでは試しに・・ このゴキブリを正直に言ってララミに渡してみますか・・)
はい、ゴキブリ。


   ララミ
(カードをちらりと見る、そしてシンキチに渡す)
いいや、サソリだね。

   シンキチ
(カードを見てモンタロへ)
ああ、サソリだ。

   モンタロ
(カードを見てケンゾへ)
やっぱりゴキブリじゃよ。

   ケンゾ
たしか、最後の一人は必ず「本当」か「嘘」かを言って表にするんだったな・・
ええと、魔王さんがゴキブリ、ララミがサソリでシンキチサソリで
モンタロがゴキブリ・・・
これは「嘘」だ!

カードを表向きにするケンゾ
しかしカードはモンタロの言うとおりゴキブリである。

   ララミ
では、ケンゾの宣言が違ってたから
そのゴキブリのカードはケンゾの所に置かれる。

   ケンゾ
ぬぅ・・まだ1枚だから大丈夫・・

   ララミ
次ぎ始めるのはカードを引き取った人から始めるんだ。
今度はケンゾからだ。

   ケンゾ
それではいくぞ
(シンキチにカードを渡す)
カエルだ。

   シンキチ
(カードを見てモンタロに渡す)
カエル。

   モンタロ
(カードを見てしばらく考える、そして魔王さんに渡す)
・・うん・・カエルじゃよ。

   魔王さん
(・・モンタロがカードを見てしばらく考え込みましたね・・ 実はカエルじゃないのかもしれませんねぇ・・このままララミに渡してもいいのですが・・ ここは開けて挑戦してみますか・・)
いいや!これは嘘だ!

いきおいよくカードを表にする魔王さん
表に描かれていたのは「カエル」だった・・


   魔王さん
な、なんと本当にカエルだったんですね・・

   ララミ
カエルのカードが魔王さんの所に置かれます。
次ぎはカードを引き取った魔王さんからです。

   魔王さん
・・とほほ・・
じゃあ行きます。
これはサソリです。
(シンキチにカードを渡す)

   シンキチ
これは「嘘」だ!

カードを表にするシンキチ
描かれているのは「ネズミ」


   魔王さん
なんでいきなりわかるんですか?!

   シンキチ
そんなもんは直感だ。

いきなり嘘と言い当てられた魔王さん
ネズミのカードは魔王さんの元へ。

こうして遊ぶこと30分
全員にカードはいくらか置かれ
魔王さんの元には
クモ×1
サソリ×1
ネズミ×2
ハエ×2
カエル×3
となった。
そしてケンゾからカードが廻ってくる


   ケンゾ
カエルだよぉ〜ん

   魔王さん
(・・カエルを後1枚もらうともう私の負けですが もしもケンゾのいうことが本当でここで私は「嘘だ」と宣言すると カエルが来て負けるのですが、 実はカエル以外だったとして「本当だ」と宣言するとカエル以外のもの をもらってしまうのでそれはまだ大丈夫なのですが 実は本当にカエルで「本当だ」というとカエルはケンゾに行くから でもカエルでなくて違うものだったとして「嘘だ」と宣言するとケンゾに カードがいってケンゾもいろいろ集まってるし、ケンゾもカエル持ってるし 私の手札にもカエルは1枚あるから残りのカエルはもう1枚か2枚くらいだから でもカエルはケンゾも危険だからそんなにカエルを言うのは危ないから・・ もう何がなんだかわからないですね・・)
「うぞだ!」


意を決してカードを表向きにする魔王さん
そこに描かれていたは「カエル」

   魔王さん
な、なに!!カエル!!



   ララミ
魔王さん、負け決定です。

   ケンゾ
いやー、正直ドキドキしてた・・

   モンタロ
意外と悩んだりすると時間かかるのう・・

   シンキチ
カードが出そろうといろいろと推理もしなければいけないぜ。

   魔王さん
推理をしすぎて負けてしまったのですが・・


 感想

 魔王さん
絵柄が綺麗で楽しいですね。
思わず集めたくなります。
集めたら負けだけど・・

 ケンゾ
カードがみんなに置かれ始めると何のカードが危険なのかわかってくる。
駆け引きが必要になってくるぜ。

モンタロ
相手を騙し合うゲームなのじゃが
カードの絵のせいなのか、そんなに嫌に気持ちにはならないのう。

ララミ
だんだんと残りの害虫カードの枚数がわかってくるから
自分の出したカードを推理されてしまうんですよ・・

シンキチ
悩んだり言いよどんだりすると負けだな・・
ここは直感で勝負だ。


ルールも簡単で手軽にできそうなんですが
意外と時間はかかります。30分くらいなのですが濃厚な時間です。
人を騙し合うようなゲームなのですが
カードの絵柄のせいか、やった後はそんなに険悪にもならないのがいい感じです。

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